【コロナ】新型コロナウイルスには危険な風邪薬がある!?薬剤師厳選の市販薬をご紹介!【薬剤師】

今、猛威をふるっている新型コロナウイルスですが、軽度であれば通常の風邪との区別が難しいですので、通常の風邪だと思い病院へは行かず市販薬で対処する方もいらっしゃると思います。

しかし、新型コロナウイルスによる風邪様症状にはあまり使わない方がよい市販薬があるのをご存知でしょうか?

今回は現役で働いている薬剤師が新型コロナウイルスに使わない方がよい市販薬とオススメの市販薬をご紹介します!

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新型コロナウイルスの概要

新型コロナウイルスの主な症状

これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。 このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。

厚生労働省公式HP 新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルスの症状は軽度では咳、鼻水、発熱といった風邪の症状になっているようです。多くの方は軽度のまま治癒しますが、重症化すると肺炎などの疾病を引き起こしてしまう可能性があるそうです。

新型コロナウイルスの治療法

現在、新型コロナウイルスの根本的な治療方法はありません。(2020年3月現在)

ただ、抗ウイルス薬の新薬・ワクチンの開発、インフルエンザの治療薬であるアビガン(一般名=ファビピラビル)の適応追加試験などといった研究が各国で進められていますので、今後治療法が確立されていくと思われます。

今のところは根本的な治療方法がないので、通常の風邪と同じく熱や咳などを抑える対症療法が主な治療法になっています。他にもバランスの取れた栄養の摂取や睡眠をきちんと行い免疫力を上げることも大切になります。

市販薬での対応には注意が必要

市販薬で対応しても大丈夫??

軽度の症状の場合、通常の風邪と区別がつかず医療機関に行かず市販の薬で対応する方もいらっしゃると思います。

軽度であれば市販薬で完治する事もあると思いますので、医療機関に行けない方などはとりあえず市販薬で対応するのも問題ないと思います。ですが、1〜2週間経っても症状が改善しない事があればすぐに医療機関、保健所などに相談することをお勧めします。

イブプロフェン製剤は注意が必要!

個人的な意見として市販薬で対応する場合、抗炎症作用があるイブプロフェンを含んでいる市販薬の服用は避けた方がよいと思います。

具体的な科学的根拠はありませんが、イブプロフェンなどの非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAID)の服用は呼吸器疾病を悪化させてしまう示唆する研究などがあります。新型コロナウイルスでは呼吸器疾病の合併を起こす可能性があるため服用には注意が必要と思われます。

また、WHO報道官は、新型コロナウイルスに関してイブプロフェンの危険性を証明する研究結果はまだなく調査の最中だか、市販薬で対応するならイブプロフェンはお勧めしないと発言していることからも市販薬で対応する方はイブプロフェン製剤ではない市販薬を購入した方が良いと思います。

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市販薬ならアセトアミノフェン製剤がオススメ!

先程もお話ししましたが市販薬で対応する場合、解熱・抗炎症成分にイブプロフェンなどのNSAIDを含む市販薬は個人的にはオススメしません。

イブプロフェンなどのNSAIDとは異なる作用機序のアセトアミノフェンを含む市販薬をオススメします。

主なアセトアミノフェンを含む市販薬はアクラス株式会社さんのノーシン、シオノギヘルスケアさんのセデスV・パイロンPL顆粒、第一三共ヘルスケア株式会社さんのルルシリーズなどがありますが、その中でも全薬工業さんが発売しているジキニンCがオススメです!

ジキニンCがオススメな理由

ジキニンCには解熱作用を示すアセトアミノフェンの他に甘草(カンゾウ)エキス、ジヒドロコデインリン酸塩などを配合した風邪薬で、風邪のさまざまな症状に効果があります。また、ビタミンCも含んでいるので風邪で弱った体の免疫力を上げる作用もあります。

【ビタミンCとコロナに関して詳しいことは、こちらの記事を参考にどうぞ】

現在猛威をふるうコロナウイルス、目に見えない存在のため対策がなかなか難しいですよね。 感染しないためにはマスク着用やアルコール消毒な...

ビタミンCにはコロナウイルス感染を防ぐとされていて1日3gのビタミンC摂取でウイルス性呼吸器感染の予防・症状軽減の効果があるとされています。

呼吸器疾病には慎重投与になっているジヒドロコデインリン酸塩の含有は少し気になりますが医療用の通常量に比べて少量になっているので大丈夫かと思います。

アセトアミノフェン含有で風邪の症状に効果があり、免疫力を上げる効果もあるのでとてもオススメです!

まとめ

まだ、科学的根拠などははっきりしておらずイブプロフェン製剤で確実に悪化する訳ではないので断言はできませんが個人的には避けた方がよいと思います。

私はアセトアミノフェンを含有した製剤でその中でも風邪のさまざまな症状の改善や免疫力を上げてくれるジキニンCをオススメします。

ですが、今回お勧めした風邪薬などでは改善しない場合もあります。そういった場合は、直ぐにでも医療機関への受診や保健所への相談をするようにしてください。

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